ブックタイトルみちのだい185号
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みちのだい185号
当然この諭し合ひの道を治めて婦人の勤めを全うさして頂くべきであると考へさして頂けるのであひります。そこで私が会長の役を退かして頂いたといふのも、それは只会長といふ役を退かして頂くに過ぎないのでありまして、神様から与へて頂いた女としての使命は私の魂と共に不滅なのであります。人間の規則や約束は人間の考へで変更する事が出来ましても、神様の掟は動かすことの出来まっとないものであります。何処までも女の勤めを完うさして頂いて神様に使って頂きたいと心に深く念じて居る次第であります。そして、元々この御道は単なる人間の悟りに依って開かれたものではなく、人間創め、世界創めの元の親神様が一列の神の子に対する最後のお仕込みとしてお創め下されたものであります。人間の好き勝手で選ぶ信仰ではなく、世界一列いやしくも神の子たる者は当然受けさして頂かねばならぬ親のお仕込みであります。そしてこの有難き親のお仕込みに浴する私達婦人が、これを心に治めて互ひにさとし合ひの道を治めさして頂く様にとの深いお思召からお創め下されたのがこの婦人会であってまたただだけ見れば、この婦人会も亦啻に、お道の婦人丈と言ことごとふ局限されたものではなく、婦人と言ふ婦人の悉くが共々にさとし合って行かねばならぬ広く大きな意味を持つものではなかろうかと思案さして頂くのであります。とあります。私達が親神様から頂いた役割、使命というものは、私達が生まれ更わり出更わりしても変わるものではない。そして、この婦人会諭し合いの道、談じ合いの道とお聞かせ頂く婦人会の活動は、お道を信仰している婦人は全て、それだけでなく、この世界中に住まう婦人全てにこの話し合いに入ってきてもらうことを目指しているのだ、との親神様の思召を私達に伝えて下さいました。私達の身の回りにいる方には、皆、お互いの心の内を談じ合うねりあいの場に入ってきて頂きたい。会員が、身近なところから声をかけて、「こんな時には、こう考えると心が明るくなりますよ」「女は台と聞かせて頂くんです。大地の理を戴いているんですよ」と、お道を知っている方にも知らない方にも伝えさせて頂8