ブックタイトルみちのだい183号

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概要

みちのだい183号

母親講座69いております。親神様を信じてもたれて、疑うことをせず、教え通りにすれば、をびや許しに限っては、どんな心遣いをしてきた者も、安産させて頂けるのであります。女の大役と言われるお産です。本当に心強く本当にありがたいことです。妊娠・出産は奇跡の連続妊娠から出産は、奇跡の連続であると言われます。私の教会の子育て中のお母さんの集いや、女子青年の集いで、妊娠から出産までの過程がコンピュータグラフィックスで作成された映像を見て、神秘的な親神様のご守護に涙ぐむ人もいますし、ある女子青年は、軽はずみな男女交際は控えないと申し訳ないと言っていました。男女の営みで、女性の膣に、一度の射精で出される精子は、約三億とも言われています。そして、卵子に出会う旅に出ます。これは人間の世界にたとえると、月から地球の距離に相当する長い距離です。さらに卵子のところにたどり着けるのは、約百個くらいだと言われています。そして卵子のゼリー状の膜から、たった一つの精子が中に入ると、膜は硬くなって他の精子は入ることができません。精子の尾っぽが取れて、頭の部分の、遺伝情報を持った部分が、卵子と受精して分裂していきます。受精卵は、卵管を通って子宮の壁にもぐり込み着床します。一日一日と、親神様のお働きで成長していきます。人間の遺伝子には、地球に生命が誕生してから人間に至るまでの記憶が刻み込まれていて、その長い時間をわずか十ヵ月足らずに縮めて、妊娠中にお腹の中で再現されます。胎児の酸素と栄養は、子宮の胎盤からへその緒を通じて運ばれます。毎日休むことなく親神様がご守護下さり、人間らしくなっていき、四十週近くなってくると、胎児の頭が子宮の底辺に下りてきて、お産が始まります。赤ちゃんがこの世に生まれるまで、胎盤は栄養と酸素を送り続けます。陣痛の強い筋収縮の間は、胎盤に送られる血液が途絶えることもあって、胎児は子宮の筋肉が緩んでいる間しか酸素がもらえないので、陣痛の間は、お母さんも赤ちゃんも共にとても苦しいのです。三月に娘が三人目を出産しました。規則正しく陣痛が起こってお産が始まったのですが、その途中で、十五分ほどピタリと陣痛がやんでしまいました。その間、娘は、夜中だったものですから、知らないうちに眠ってしまったと言いますけれど、その後、また強く陣痛が起こってきまして、出産しました。生まれて来る時、ちょっと横向きのような形で、肩にへその緒が掛かったような状態で出てきたそうです。お医者